ほめて育てる!明るく楽しく愛情にあふれた子育てを

子供たちと明るい未来の為に、そして自由な人生を送るために

好きな人、嫌いな人。

うちの小1の長男は、気持ちをため込んでしまうことがある。それが溢れ出して、涙にかわることがよくある。

昨日も夕ご飯を食べているとき、いきなり泣き出した。

夕飯は冷たいお蕎麦にした。大皿にお蕎麦を盛り、子供たちも上手にお蕎麦を自分のお椀に移して食べていた。途中でお蕎麦が皿の半分に偏り、下の子が取りにくくなってしまった。 それを上の子が面白がって、余計に皿の位置を自分のほうに引いて取りにくくした。

「弟はお蕎麦食べたいのに、こんな風に意地悪されてうれしい?」上の子に聞いた。

隣で上の子が必死に泣くのをこらえている。そんなにきついこと言った??って感じで見ていると、どんどん口がゆがみ、もう涙をこらえきれなくなっている。

今日の言葉、そんなに心に沁みたのか??なんて少しうれしく思っていると、いきなり「わ~ん!!!」と激しく泣き始めた。

ん??何かが違うぞ。これは何かあったのか。「どうした?」と聞くと、「ママはいつも人にされてうれしいと思うことをやれっていうけど、学童の男の子は僕がされてうれしいこと、してくれない」。。。

まあ、確かにね。小学生同士、特に男の子同士って、結構遊びが激しいからな。言葉遣いもヒートアップしてくると、荒れてくるし。 いちいち「大丈夫?」「痛かった?」「少し休もうか?」なんてままごとみたいなことしないよね。

でもそれが子供と子供の関係。その中でたくさんの事を学ぶ機会。だから自分で答えを見つけなくてはならない。

「学校も学童もいろんな子がいるよね。好きな子もいれば、嫌いな子もいるでしょ。それが普通。ところで嫌いな子って、いるの??」

わざと聞いてみた。
しばらく考えていた。
ジーっと考えていた。
そして「いない」
そして「ママは?」。。。

困った。。。私もしばらく考えてみた。
ジーっと考えたみた。
そして「いる」
「嫌いな人でも、好きなところはある」(若干必死)

また考え出した。「やっぱりいる。でも、今度ママみたいに嫌いな人の好きなところ探してみる」

そして今日も楽しそうに学童に行った。