ほめて育てる!明るく楽しく愛情にあふれた子育てを

子供たちと明るい未来の為に、そして自由な人生を送るために

自愛~自分を大切にするということ~

私は小さいころからみんなに「変わり者」と言われていました。 話すこともすることも、きっと周りとは少しずれていたのでしょう。 学校にもなじめず、友達ともあまり仲良くなれない。 いつも誰といても独りぼっちのような気がしていました。

中学校、高校になると、そんな自分は世の中のどうでもよい存在なのではないかと思い、 生きる意味を見出せなくなっていました。 それでももしかしたら、違う場所には自分の居場所があるのではないかと考え、 海外に飛び出しました。

言葉もままならない状態で、現地の高校に編入し、ホームステイをしました。 そこでの生活と人々との出会いは、とても刺激になり、少しだけ自分は自分のままで生きればいいのではないかという勇気をくれました。

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日本に帰国しても、自分らしく暮らせると思っていた

それから数年、また日本で暮らし始めた私は、やはり生きづらさを感じていました。 そんな自分から卒業したくて、新しいことを始めてみたり、資格を取ってみたり、 引っ越しをしてみたり、付き合う人間を変えてみたり、そんなことをしてだいぶ長い時間を過ごしました。

答えが見えないまま、何かを探そうとしていた時、もしかしたらずいぶん遠回りをしてしまったけれど、 答えははじまりの場所にあるのかもしれないと思い、地元に帰りました。 小さいころよく遊んだ場所、父が連れて行ってくれた場所、なんとなく好きな場所、好きではない場所、 時間をかけてゆっくりと一人でいろんなところを歩きました。

一週間ばかりそんなことをしていたら、ある森の中を歩いていた時、足をくじいて歩けなくなりました。 周りに人もいなく、聞こえるのは風の音と、虫の音、木が重なりあう音、そして自分の呼吸。 その時、やっと気が付いたのです

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30代、やっと自分に気が付くことができた

私に足りなかったものは、自分自身の声を聞くことだったと。 環境や他人が自分を変えてくれると思っていたけれど、自分を変えるのは自分しかいない。 自分が困難だと問題にしているものを解決できる力は、自分自身なのだと。

それから私は自分に向き合う努力を日々しています。 体と向き合い、体調を見極め、心を見つめて、自分に素直であるように努めています。

なかなか自分を変えるのは難しいです。 ただ努力は必ず実ります。 自分と向き合うことで、自分の本当の気持ちに気が付き、本当にしたいことが見えてくることで、 自分の為に手放さなければならないものもたくさん出てきました。

たくさんの困難があったからこそ、私は今たくさんの気づきを得ました。 人よりどうしてこんに大変な人生を送らなければならないんだって自分の運命が嫌になった時もたくさんありました。 それでも自分を信じて歩み進めてきたことを誇りに思えるようになりました。

生きるために必要なものは私たちが考えているよりも、もっとシンプルなのかもしれません。 シンプルだからこそ、体は、心は必要なものを教えてくれるのかもしれません。

自分の声が聞こえる、自分の気持ちを知る、自分の向かうべき方向が見える。 いつも自分を大切に考えることで、自ずと困難にも立ち向かえる力が生まれるのです。