「熱中症」「熱射病」って何が違うの??
熱中症とは高温や多湿の環境にいることにより起こる体の症状で、 脱水・めまい・湿疹・倦怠感・頭痛などが起こる。 この熱中症のなかでも特に重症な症状がでている状態を「熱射病」というようです。
軽度の熱中症であれば、涼しいところで休み、大きな血管の通っているところを氷や水で冷やし、生理食塩水を摂取するなどの処置で落ち着くようですが、 熱射病になると体温調節機能は失われ、意識障害や痙攣などの症状が現れますので、一刻も早く救急要請が必要になるそうです。
筋肉と熱中症の関係
子供やお年寄りは体の筋肉が少ないため、水分を溜めておくことが成人よりも難しいため、こまめな休息や水分補給が必要になるとはどういうことなのでしょうか。
「筋肉」は体に水分を溜めておくためのタンクの役割をするそうです。 筋肉が80%の水分を溜めておけるのに対して、脂肪は20%しか溜められません。
それともう一つ筋肉がある人が熱中症になりにくい理由に、筋肉を維持している人というのは、労働であっても運動であっても、普段から汗をかきやすすい状態を作り出しているため、汗をかくことでうまく体温調整を行えるので、熱中症にはなりにくいということです。
汗をうまくかけない人も、熱中症になるリスクが高くなりますので、注意が必要です。 うつ熱(体に熱がこもってしまう)や熱中症を回避するためにも、運動して発汗しやすい体に整えるなど徐々に汗腺を活性させるとよいでしょう。
こんなに暑いなら屋外活動を控えるべきか?
これだけ熱中症になる方や、救急搬送、死亡者が出るような状況なので、 不必要な外出や作業は控えるべきだと思います。
ただ世の中にはこういう状況でも仕事をしなくてはならない人たちがたくさんいます。 暑いから、熱中症が心配だから、休みー!!なんてことをしていたら、 やっぱり世の中回らないです。
今日もこんな暑い中で、一生懸命汗水流して働いてくださっている方のおかげで私たちの生活が成り立っていることを感謝したいと思います。